7/2(日)土の中の小さな世界の様子
こんにちは!
7月2日(日)に行われたプログラム「土の中の小さな世界」の様子をお届けします。

今回は、土の中に生息する生物、「土壌生物」をテーマとしたプログラムでした。
土の中で生きている生き物・・・。すぐに思いつくのはミミズとか、ダンゴムシとかでしょうか?
もちろんそれらの生きものも生息していますが、まだまだ、あまり知られていない生き物たちの世界が広がっているんです。
最初に、土壌生物を顕微鏡で撮影した動画を見ます。
土の中から小さい生き物たちが姿を現しますが、どれもあまり馴染みのないものばかり。
さて、こいつらの正体はいったい何でしょう?
実際に土壌生物を探してきましょう!
土壌生物がたくさんいるのはちょっと湿っていて落ち葉がたくさんあるような場所。
土を踏むとフカフカしているのが土壌生物を見つけるサインです。
「この辺いそうだよ!」「ダンゴムシいた!」
シャベルを交代で使いながら土を採取していきます。
そうして採取した土がこちら。なんてことない普通の土ですが・・・。
見たことある生き物から虫眼鏡を使わないと見れないようなちっちゃい生き物まで!
探ってみると生き物たちがたくさん出てきます。
思ったよりたくさんの種類の生き物が見つかったようで、16種類以上の生きものたちを見つけることができました。
あまり目につかない土の中にも小さな世界が広がっていることがわかりましたね!
土壌生物の種類を調査することで、その近辺全体の生きものの多様性を測ることができます。
それだけ土壌生物は自然界にとってなくてはならない存在なんですね。
さて、来週のプログラムは「トンボ大変身のひみつ」です。
トンボの幼虫ってどんな姿をしているか知っていますか?
身近なトンボがどんな一生を送っているのか、体験してみましょう!
受付は中里郷土の森の森の学習棟にて、当日先着順で15名定員で申し込みできます。